2019年6月18日
紙面を大きく飾ったのはジャニー喜多川の報道。
固く閉ざされたジャニーズ事務所の情報は
一切漏れることなく
その容態は不明のままに半月が過ぎようとしていた。
そして2019年7月1日
その閉ざされた扉がついに開いた。
ジャニー喜多川さんが、くも膜下出血と診断されて先月18日から入院し、治療に専念していることを事務所が公表しました。
(NHK NEWS WEBより抜粋)
解離性脳動脈瘤 通称:くも膜下出血
解離性脳動脈瘤とは…
中年の男性に多い病気で、脳動脈の壁の一番内側の膜が裂けて、中膜との間に血液が流れ込んで動脈瘤を作る疾患です。心臓近くの大動脈に起こる解離性動脈瘤に似た現象が脳の血管にもおこるのです。脳血管の場合、高齢者に多いわけではありませんので動脈硬化が主因とは考えにくく、原因はよくわかっていません。椎骨動脈という頸椎のトンネルを通って脳内に入る血管に好発しますので、首の動きなど軽微な外傷が誘因ともいわれますが、いくら激しい運動をしてもほとんどの人には起こらないのですから、先天性に血管壁の脆弱性を持っている人に起こりやすいとも考えられます。
(松田脳神経外科クリニック もうひとつのクモ膜下出血「解離性脳動脈瘤」より引用)
原因などは不明ですが、ジャニー喜多川氏は86歳と高齢である。
この病気自体珍しいものではなく、当人の年齢と照らし合わせれば
発病自体は稀有なものでもないと考えられる。
ただし、ジャニー喜多川氏は日本を背負うタレント事務所の創設者であり
偉大なる芸能のプロモーターとして一世を風靡した人物であるということが
86歳にしてもなおビックニュースとして取り扱われる所以と言えるだろう。
ジャニー喜多川の半生
幼少期を海外で生活し、
齢21歳の頃に来日(初めてではない)
上智大学へ進学後は日本に住み続けている。
日本に居住を移してからは
映画に没頭していたそうな。
そのなかで出会った作品の数々に感動を覚え
現在の「ジャニーズ」結成に至る。
通常アイドルグループと言えば
凡人からすれば「女性」を主役に立てることを思いつきますが、
彼は「男性」を主役に立てようと考えついた。
少年隊を筆頭とするグループをプロデュースすると
あれよあれよという間に
光GENJI
SMAP
KinkiKids
TOKIO
嵐
などなど現在のメディアに欠かせない存在たちをつくりあげたのだ。
現在入院中の病院は
現在は広尾の日赤病院に入院しているよう。
ジャニーズ事務所社長のジャニー喜多川氏が入院した。広尾の日赤病院だが、建て替えてから行ってない。向かいに東京女学館、数件横に聖心女学館。坂の下は、ガーデンヒルズ。特別室は反社会的な人も御用達。 pic.twitter.com/k8V1ovaznS
— 2473 (@Charley24732473) July 1, 2019
ただし、人間の所業とは思えない
鬼畜な行動をしている「ファン」も…
https://twitter.com/Johnnys_a21/status/1142210112641257473
このような輩を「ファン」と呼べるのだろうか。
本当にジャニー喜多川氏を心配していての行動であれば
「まだいい」が
それが己の私利私欲のためとは言語道断である。
ジャニー喜多川氏自身が病気と正面から向き合えるような状況
また、本当に応援してほしい身近な人々が
スムーズに面会できるような環境をつくってあげるのが
本当の「ファン」なのではないだろうか。
わたしたちにできることは
静かにジャニー喜多川氏の吉報を深く祈ることくらいなものなのである。