つい先日イタリアの貯蓄率が日本より大幅に少ないのに
イタリア人は幸せに暮らせているという記事が話題になりました。
貯蓄率の計算方法や平均貯蓄率、貯蓄率を上げる方法などを紹介していきたいと思います。

えー...お金の話って苦手だな…

もう社会人なんだからお金のことも考えないとダメ!
そんなに難しくないから一緒に考えましょ!
貯蓄率ってなに?
貯蓄率とは収入に対して貯蓄に回せるお金のことです。
大学生新卒の給料を例にとると…
手取り収入:20万円(税金や社会保険料を除外したもの)
家賃:5万円
食費:3万円
衣料費:2万円
交際費:3万円
光熱費・携帯代:2万円
残額:5万円←この5万円を貯蓄にまわす場合
貯蓄率=5/20=0.25×100=25%
つまりこの例の方の場合の貯蓄率は25%とということになります。

この例の男性って俺でしょ?
なんで俺の月収しってんのよ!

まぁまぁたまたまよ(怪)
あくまで例だから!
話すすめるわよ!
ちなみに借金などがある場合はマイナスの数字となります。
世界の貯蓄率
ここで世界の貯蓄率を見てみましょう。
1位 中国(38.5%)
2位 スウェーデン(15.2%)
3位 フランス(9.6%)
4位 ドイツ(9.5%)
5位 オーストラリア(9.2%)
6位 韓国(7.2%)
7位 アメリカ(5.0%)
8位 カナダ(3.8%)
9位 イタリア(3.0%)
10位 日本(-0.5%)

え!日本マイナスじゃん!

そうなの…
中国の35%超もびっくりだけど、日本のマイナスも驚きよね…

なんとなくだけど、
日本人ってコツコツ積み立ててるのかと思ってたよ。
アメリカ人とかの方が豪快につかってそうなイメージだったのに…
こうした原因には日本人の収入が伸び悩んでいることが挙げられます。
ただし、この数値はあくまで平均。
個人にフォーカスすれば必ずしも貯金できないっていうことではありません。
貯蓄額の平均は…
全世帯の貯蓄額の平均は1,033万円となっています。


あ、あんしんしてっ…!
これはあくまでも平均だから!!
年代別の平均貯蓄額はこちら
29歳以下 154万円
30代 404万円
40代 652万円
50代 1,051万円
60代 1,339万円
70代以上 1,263万円
このように貯蓄額は50代を境に急激に増加しています。
年功序列の社会制度が継続されていることを象徴し
若者にお金がない現状となっていますね。
50代以上の貯蓄額が1000万以上というのは安心ですが、
現在の若者がおなじように貯蓄ができるかと問われると疑問に感じます。
お金の使い方やものの考え方のパラダイムシフトが今後の日本経済にどのように影響を与えるか
一度真剣に考えてみる必要があります。