日本で大人気のジャンルと言えばアニメ!海外でも日本のアニメは人気がありますよね。
2020年には「鬼滅の刃」がアニメ化したことでブームに火がつくなど、大人から子供にまで支持されています。
ところで、皆さんは日本最古のアニメってご存知ですか?
若干ややこしい名前で覚えにくいのですが、「塙凹内名刀之巻(はなわへこないめいとうのまき)」、別名なまくら刀。
そして、そのルーツは大正時代までさかのぼることになるのです…。
日本最古のアニメは大正時代に誕生していた!
今回は下記についてまとめました。
⑴現存する日本最古のアニメは「塙凹内名刀之巻」
⑵大阪の骨董市でフィルムを発見!
現存する日本最古のアニメは「塙凹内名刀之巻」
現存する日本最古のアニメは「塙凹内名刀之巻(はなわへこないめいとうのまき)」です。別名・なまくら刀。
古物商で刀を購入した侍の様子が、ユーモアたっぷりに描かれた作品です。
1917年(大正6年)に公開され、当初は2分の玩具verが上映時間だと思われていましたが、5分の新最長verが見つかりました。
大阪の骨董市でフィルムを発見
長年フィルムが見つかりませんでしたが、何と、2007年に大阪の骨董市で発見されました。
そして、2014年・2017年にそれぞれ追加のフィルムが見つかったのです。
現在の上映時間は、最長で5分。まさに骨董市で発見されたお宝ってわけですね。
無音から始まったアニメ
日本で1番古いアニメが、大正時代までさかのぼるなんて、まさに驚きです。
音声は無音ですが、動きも大正時代に作られたとは思えない程、クオリティの高いものでした。
なまくら刀は最長版でも5分程度と短め。気になる方はこの機会に観てみることをお勧めします。