冷蔵庫といえば、家庭には欠かせない家電製品の1つ。
様々なメーカーから高性能な冷蔵庫が発売され、私たちの生活を支えています。
もはや、冷蔵庫は一家に一台の時代ですね。
ところで、冷蔵庫が初めて開発されたのはいつ頃なのでしょうか。
今回は、そんな冷蔵庫の簡単な歴史についてご紹介します。
世界と日本国内では開発された時期が違う!
こちらでは下記の2項目についてまとめました。
(1)実用的な冷蔵庫は1856年に誕生
(2)国内で初めての販売は「SS-1200」
(1)実用的な冷蔵庫は1856年に誕生
世界で初めての実用的な冷蔵庫は、1856年に誕生した圧縮型エーテル冷蔵庫。
開発したのは、オーストラリア出身のジェームズ・ハリソンです。
圧縮型エーテル冷蔵庫は、食肉加工業界等を中心に活躍。
ちなみに世界初の電気冷蔵庫は、1918年にケルビネーター社が開発・製造したのが始まりでした。
(2)国内で初めての販売は「SS-1200」
国内で初めて開発・発売された冷蔵庫の名前は「SS-1200」
開発元は、芝浦製作所(現在の東芝)が1930年に制作し、1933年に発売しました。
また、当時のSS-1200はとても高価で販売されており、家を買えるレベルの価格だったそうです。
普及率100%になったのは1970年代!
1933年に初めて発売された、国産の冷蔵庫。
しかし、当時はかなり高額な値段が付けられていました。
そして、1976年ごろからようやく一般の家庭にも普及されるようになります。
今では当たり前にある冷蔵庫。この先も、まだまだ最先端の冷蔵庫が誕生するかもしれませんね。