お百度参りをご存知でしょうか。裸足で境内を走り小石を置く。時代劇などでたまに見かけるシーンでもあります。
そもそも、お百度参りとはどのようなことをするのでしょうか。
そこで今回は、お百度参りについて、簡潔にまとめました。
お百度参りの歴史は古い
ここでは、下記の2項目について説明します。
(1)お百度参りとは?
(2)お百度参りの行い方
(1)お百度参りとは?
お百度参りとは、自分の願いを神様・仏様に届けるために、祈願を100回行うこと。
その歴史は、鎌倉時代の初期頃から行われていたと記録にあります。
1度だけではなく、何度も祈願することが大切。
参拝を重ねることで、願いが叶えやすくなると言われています。
(2)お百度参りの行い方
お百度参りはその名の通り、一連の流れを100回繰り返すこと。
お寺・神社の入口から本殿へ行き祈願(参拝)
↓
入口に戻り、再び本殿へ行き祈願(参拝)
この流れを100回行います。
祈願した回数を忘れぬよう、小石などの目印を、祈願の度に本殿の前に置いていきます。
祈る気持ちが大切
1日に100回も祈願するお百度参りは、人々の想いを抱えた儀式です。
また、お百度参りは声を出す事も禁じられていますので、参拝前に注意点などを確認しておきましょう。
1番大切なのは「祈る気持ち」です。願いが叶ったら、お礼参りをすることも忘れないようにしましょう。