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宝塚歌劇は、100年経っても人気がある訳

宝塚歌劇入団までの道のりと歴史

宝塚歌劇団は、2年間の音楽学校で鍛えられる今、注目のエンターテインメントとして宝塚歌劇団が挙げられます。

関西や宝塚市だけじゃなく、全国に知られる有名な劇団です。他の団体と異なる点として、団員が女性だけの珍しさがあります。

400人近くの女性だけで舞台を飾る光景は、華やかで美しいです。現在は、宝塚にある大劇場と東京の宝塚劇場を中心に公演を行っています。

歌劇団入団までの道のり

宝塚歌劇団は、毎年40名入団しますが誰でも入れる訳ではありません。宝塚音楽学校に合格して2年間通い、ダンスや演技などを学んでから入団です。

この2年間は厳しく、演技以外では礼儀や基礎を上級生に指導されます。

例えば、挨拶や歩き方、食べ方なども注意を受ける日々です。遠方からの生徒は、寮生活を送りますが、規則が厳しいと評判になります。

入浴時は、1年生が先に入り2年生が後に入るのが基本です。1年生の最後に風呂に入った人は、濡れているタイルをキレイにタオルで拭く事になります。驚くのは、髪の毛が1本落ちていないか確認しながら拭くそうです。

過去には、1本落ちていて2年生が部屋に「この髪の毛誰の」と、怒ってきた事があったそうです。そして、桶をキチンと並べて2年生が気分よく入れるようにしておきます。こういった厳しい日々を1年間送って、上級生になりホッとするそうです。

宝塚の歴史

入場者数が年間に、260万人集める凄さ宝塚歌劇団は、大正時代に作られ昭和、平成と続いています。今年2019年は、105期生が入団して4月には初舞台を踏む事になります。毎年、1つの劇場で110万人前後の観客を集めていて年間では260万人です。

劇団では、劇団四季に次ぐ数字で組織の規模も2番目になります。しかし、人気がある宝塚歌劇も不遇の時代があり危機も何度もありました。2010年と2011年は、1つの劇場は、80万人と減り「15年後には存続していない」と、地元で噂になるほどです。日曜日なのに、観客席は空席が目立ち1年間で50人ほどの生徒が辞めます。

その後、客足を取り戻す事に成功して2018年は、年間300万人が訪れています。この復活の要因は、やはり伝統と作品などがあるようです。苦労した時期を乗り越えた過去から学び、方法を実践した結果と言えます。また、作品の質も復活の要因であり人気の演目がファンを惹きつけます。

他団体にはない宝塚の特徴

宝塚歌劇の作品は、ジャンルが豊富でバラエティーに飛んでいるようです。外国作品が多い年から日本物、コメディーなど、ファンを飽きさせない工夫がされています。作品を作る演出家は、現在、宝塚歌劇団に助手を含めて30人の座付きがいるようです。この人数は、他の劇団にはなく充実しているスタッフも特徴と言えます。

根強い女性ファンが支え、音楽学校で生徒たちが学び舞台を輝かせる宝塚歌劇団は、永遠に続いて欲しいものです。

 

 

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