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日本ではじめて放送されたテレビドラマの名前は「夕餉前(ゆうげまえ)」

現在では大人気のテレビドラマ。 半沢直樹など、流行語大賞に選ばれている作品も数多くあります。

〇〇ロスなんて言われるほど、大好きなドラマが終わってしまうのは寂しいですよね。

そんな日本で大人気のテレビドラマ。今回は日本で初めて放送された「夕餉前(ゆうげまえ)」について紹介していきましょう。

 

夕餉前とはどんなドラマだったの?

今回は下の2項目についてまとめました。

(1)NHKで放送されていた夕餉前

(2)夕餉前は母・兄・娘の母子家庭を題材にしたストーリー

 

(1)NHKで放送されていた夕餉前

夕餉前は1940年(昭和15年)に、NHK放送局の実験放送として12分間放送されました

 脚本は伊馬春部(いま はるべ)。登場人物は、母・兄・妹の3人のみです。

実験放送と言うこともあり、12分の短編ですが現在の朝ドラも15分。

この夕餉前も、短い時間の中にぎっしりと内容が詰め込まれていたのかもしれませんね。

(2)夕餉前は母・兄・娘の母子家庭を題材にしたストーリー

縁談で結婚が決まっている妹、そし母と兄と3人で食卓を囲んでいる様子から始まる物語。

今までの思い出や生活を振り返りながら、時間だけが過ぎていく・・

何ともシンプルなストーリーですが、1940年ならではの時代背景を感じさせるドラマに仕上がっています。

 

多くのハプニングから生まれたドラマ

夕餉前は撮影当初、照明で出演者の髪や衣装が焦げるなど、様々なハプニングに見舞われました。

また、撮影されたのは冷暖房もない簡素なスタジオ。

すき焼きを食べながら、ジュージューと肉の焼ける音を表現しようとしますが、当時の技術では実現することもできませんでした。

しかし、食事のシーンはこの先のホームドラマでも定番となっていきます。

まさに夕餉は、日本のドラマの先駆けとも言えるでしょう。

 

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